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16- D- 1021
201 7 年 2 月 2 2 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
東陽倉庫株式会社
(証券コード:9306)【据置】
長期発行体格付 BBB
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) 中部圏及び関東圏を中心に事業を展開する総合物流企業。倉庫業、陸上運送業、港湾運送業といった物流
事業に加え、倉庫跡地を利用した不動産賃貸事業も営む。収益の柱となる国内物流事業では世界的多国籍
企業を筆頭に食品、化学メーカーなどの優良企業と密接な取引関係を築き、国内三大都市圏の一角である
中部圏で安定した事業基盤を有している。15 年には小牧営業所で採算の良い危険品倉庫を新設、また食
品、消費財の配送センターとしてみよし営業所など 3 営業所を立ち上げた。
(2) 荷主の物流費抑制や海外生産移管などを背景に、営業利益はリーマンショック前と比べ低位にとどまって
おり、収益力のさらなる強化が課題と J C R では考えている。足元の収益は近年の倉庫新設などにより、
改善しつつある。ただ、厳しい事業環境が続くと想定されるため、中期的にも収益の回復基調を維持でき
るか注視していく必要がある。また、健全な財務運営により、今後も現状の財務構成は維持可能と考えら
れる。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しを安定的とした。
(3) 17/ 3 期営業利益は 7.7 億円(前期比7. 5%増)と増益へ転じる見通しである。主力の国内物流事業は主要
貨物である食料工業品や化学工業品の取扱が増えている。また、近年立ち上げた配送センターでは庫内作
業の効率化などにより、採算性が改善しつつある。18/ 3 期は堅調な国内物流事業に加え、名古屋市内の
納屋橋東地区再開発及び隣接する旧劇場跡地の活用による賃料収入が寄与し、増益基調が続くとみられる。
(4) 財務の諸指標はおおむね良好である。自己資本比率は 16/ 3 期末 42. 4%(前期末 44.1%)と 40%台で安定
的に推移している。当面は納屋橋東地区再開発などの投資が計画されている。ただ、設備投資額はキャッ
シュフローの範囲内に収まる見込みである。中期的には有利子負債を削減していく計画であり、現状の財
務構成は維持できる見通しである。
(担当)大塚 浩芳・小野 正志 ■ 格付対象
発行体:東陽倉庫株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 2 月 17 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:大塚 浩芳
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「倉庫」(2011 年 12 月 7 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 東陽倉庫株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C Rのホームページ(http: / / www. jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付していま
す。
■ 本件に関するお問い合わせ先